会社の栄枯盛衰を目の当たりにして | おやじの絵日記

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後期高齢おやじの絵日記です

先月末、私が卒業して二十数年を過ごした染色工場が、大手洋酒メーカー(S社)に売却される事が発表されました。

 

S社は当地に当地に事業発祥の工場があり、今回の購入動機としても、この地へのこだわりをあげておられました。

 

いまや日本有数の大会社ですが、我が先輩にこの売却の話をすると、いわく、

 

「私が入社した頃のS社は、K屋という名の小さな会社で、一緒に試験を受けて落ちた友達がそっちに行ったんやった!」

 

それから半世紀余り経ったいま、我が親会社は事業の大半を売却して再建途上にあります。

 

立場がまるで変ってしまいました。

 

企業の栄枯盛衰を目の当たりに見ている思いでがします。

 

時代の移り変わりというものもありますが、

 

私には「人」、特にリーダーたる人間の資質差だと思っています。