先日近所の男性が緊急搬送されました。
その男性は一人暮らしで、タマとフクという二匹の猫を飼っていました。
入院という事になったので、その間猫のお世話は家内と近所の女性に手伝ってもらいました。
しかしその男性は終末期のガンで、もう家に戻ることは不可能になってしまいました。
そのためケアマネさんが猫の引受先を探してくれましたが、急なことで愛護施設にお願いするしかありませんでした。
今朝、二匹はその施設に向けて出発しました。
世話をしてくれた家内と近所の女性は、別れがつらいと見送りには来れず、私が見送りしましたが、
懐いてくれていたタマちゃんが不安そうに、「にゃ~」と鳴くのを聞くと、感情が抑えきれませんでした。
さよなら!タマちゃん、フクちゃん!
高齢者のペット飼育の難しさを痛感した出来事でした。