一昨日、団地自治会の臨時総会がありました。
私は管理組合の方の総会準備に追われているため、家内に出席してもらいましたが、
来期の役員のなり手がいない状況では、自治会の解散もやむなしという考えの執行部と、
「自治会の解散なんて!とんでもない!」という旧守(長老葉)派との、
激しい議論になったそうです。
「あるべき論」で押す長老派と、現状を主張する若い層の対立という構図になりました。
その背景にあるのは、
1.住民の高齢化・・昔はバリバリ活動したが、今は体がいう事をきかない人たち
の増加。
2.少子化・・・・・子供がいなくなり自治会のメインだった子供会も解散した。
3.資産価値の低下・マンション価格の下落、それに伴う賃貸住宅が増加により、
低所得者層の増加
このような事を背景に住民のコミニティ意識(自治会活動に対する価値観)は、年々低下しています。
臨時総会は最終的には、「今年一年をかけて今後の自治会の運営の仕方について、有志を募って議論する事」という事で落ち着いたそうです。
いずれにせよ役員のなり手不足という状況に変わりはないので、難しい運営状況が続くと思われます。