写真は玉ねぎのお裾分けに伺ったお宅(5階)から見た風景です。

手前には町営グランドがあり、その向こうに見える小高い山は石清水八幡宮です。
その間には(写真では見えませんが)、国道1号線、京阪電車、新幹線、阪急電車が走っていて、まさに大阪と京都を結ぶ交通の要所です。
グランドの左向こうに白い煙が上がっているノコギリ屋根は、私が20数年勤めた染色工場です。
グランド自体も、元は多くの強者どもが汗を流した工場でした。
現在と同じような日米貿易摩擦が発端となり、繊維産業が急激に勢いを失くしていった時代でした。
時代はかわり今や自動車産業がその矢面に立たされています。
写真の風景を眺めながら、産業の栄枯盛衰を思いました。