先日、ホンダとニッサンの経営統合のニュースが大きく報じられました。
自動車産業のし烈な競争を垣間見た気がしました。
私が現役時代に勤めていた繊維会社も、大手2社が合併して出来た会社でした。
現在の自動車産業とまったく同じく、グローバル化の中で経営の効率化を迫られた結果でした。
その会社に永年席をおいた経験から言えば、企業文化のちがう二社が対等な合併すると、
まず起き得ることは会社経営そっちのけで、し烈な人事抗争(席の奪い合い)が起きる事です。
その結果優秀な人材がどんどん失われて行きます。
人材の流失は企業にとって致命的な事だと思います。
ホンダとニッサンがこの難局を乗り越えられて、日本の自動車産業がさらに発展することを願っています。