家族の距離感 | おやじの絵日記

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後期高齢おやじの絵日記です

子供の時、我が家族は祖父母と同居していました。


母と明治生まれの祖母は、世に云う嫁姑の関係でよく揉めていました。


一方父もその板挟みになって辛い立場にいるのが子供心にも伝わりました。


そんな父母を見て、自分は将来結婚しても同居はするまいと思いました。


実際母と家内が一緒に生活はしたことはありません。


その事で嫁姑のいざこざは回避できたのですが、その反面、家内と母親の距離が縮まることはありませんでした。


いま世の中は、核家族化がすすみ、一昔の嫁姑戦争はいまや昔話になったように思います。


一方で、子育てに悩む若い母親が増えて、不幸な事件が後を断たず、児童虐待のニュースを聞くたびに暗澹たる気持ちになります。


そんな事を考えると大切なのは、家族がお互いの生活を尊重しながらも、困った時には助け合える「距離感」が大切なんだろうなと思っています。