地蔵盆と時の流れ | おやじの絵日記

おやじの絵日記

後期高齢おやじの絵日記です

今日は実家で自治会役員さんに混じって地蔵尊の準備でした。


国宝の東大寺転害門を舞台にしたちょっと贅沢な地蔵盆です。




小学生の頃には毎年提灯の絵を書いていましたが、

でも子供が少なくなったので、いまは毎年同じ絵が掲げられています。

一緒に提灯を並べる作業をしていた近所の大先輩が、絵の作者の名前を見ながら、静かに呟きました。

「この人も!この人も!亡くなったなぁ!~ おれもあと2~3年や!」

一瞬ドキッとして、何んと返したらいいのか!言葉が出ませんでした。

以前はこの辺りを仕切るラスボス的存在の方だっただけに、時間の流れを感じました。

転害門の舞台から眺めた街の景色は、子供の頃と変わらなくても、時間は確実に流れていました。