今週18日(日)の朝日新聞「GLOBE」は「耕さない農業」という特集でした。
近年米国では農薬や除草剤の使用を抑えたうえ、さらに土を耕さない「不耕起農業」が増えているという事です。
これは土の中に多様な生態系を作ることで、健全な土壌を育成して、結果として農作物の収穫増につなげるとするものです。
私は以前腰を痛めて土を耕すことができなくなり、数年間耕さない畑を目指したことがありました。
結果は見事に失敗しました。
その原因の一つは雑草で、耕さないことで雑草が生え放題になり、菜園の周囲から迷惑がられたことです。
二つ目は、土が固く(しかも石が混じっているので)大根や人参が硬くて、二股に割れることが多かったことです。
思うに、まともな土壌が出来てなのに不耕作にしたことが、間違っていたと思います。
しかし多くな人が区画を借りている家庭菜園においては、不耕作はハードルが高いように思います。
特に雑草対策が一番難しいように思います。