実家の裏はすぐ奈良公園ですが、最近は外来の植物がみられるようになりました。
しばらく前は「アメリカオニアザミ」が観光案内所を起点にして周囲に拡がり、
見つけては駆除するという事が続きましたが、最近はグンと減りました。
その一方、最近大仏池で見られるようになったのが、写真の「オオフサモ」という「特定外来生物」の藻です。
「侵略的外来種」に指定されていて繁殖力がつよく、一旦大規模に繁殖すると駆除が大変難しくなる厄介な植物です。
大仏池では三年前くらいから目につくようになりましたが、現在では東側の湿地帯を中心にかなり繁殖が進んでいます。
大ごとにならない内に宮内庁正倉院事務所に連絡をして、駆除をお願いする積もりですが、
世界遺産内の池が外来種で占拠されてしまっては、ちょっとさまになりませんから!

