私はサラリーマン生活を終えてからしばらく学校関係のボランティアをしましたが、余り馴染めませんでした。
一番の原因は、会社組織とボランティア組織の違いの大きさでした。
会社は指示命令系統がはっきり決められており、責任と権限が明確に定められています。
一方ボランティア組織ではメンバー間には上下関係がなく、指示・命令系統(責任と権限)が基本存在しません。
サラリーマン社会に慣れ親しんきた私にとって、それはカルチャーショックというべきものでした。
特にリーダーに就いた当初は戸惑いの連続でした。
ボランティア活動においては、例えそれがリーダーからの指示であっても、メンバーは気に入らなければ拒否または無視する(参加しない)という事も許容されます。
それは、金銭的な報酬が存在しないという、ボランティア活動の本質に起因している事で、
それこそがボランティア活動の本来の姿なわけです。
ただし、個人で活動する場合はたいして問題にならないのですが、チームで活動するケースではいろんな問題が発生します。
メンバーの組合せ、作業の仕方、スケデュール調整等々、メンバー間の考え方や欲求が合わないケースがまま発生します。
そんな時には、会社のように組織が出来ていると、上司の責任と権限で決まりますが、
組織が出来ていないボランティアでは往々にしてチームの分裂へと進むことがあります。
こうしてボランティアチームの多くが、永く続かなかったり、反対にNPO法人に変化して行きます。
ボランティアチームは難しいですね。