昨日のNHK番組「延命をめぐる選択」は、京都で嘱託殺人事件があったばかりなので、思わず見入っていました。
ALS(筋萎縮側索硬化症)で完治の見込みがない患者さんと、担当医師に密着した内容は見ごたえ十分でした。
終始「もし自分が同じ立場(ALS患者)なら・・・」と考えながら見ていました。
人工呼吸器を装着して、先の見えない延命をかたくなに拒否しておられた方には、私自身も強く同感しました。
しかしその方は家族や担当医師への信頼感をもって、最終的に人工呼吸器の装着に同意されました。
番組を見る限りにおいて、私には十分その方の最終的な決断ー残る人生をどう生きると考えられたのかーが読み取れませんでした。
私自身がそういう場面になった場合においては、機器や薬による延命措置を拒否することを宣言しています。