今日駅前の本屋さんに寄って際、店主さんと少し話しをする機会がありました。
「隣町も含めて本屋さんは、もうここだけになりましたね!」
「そうなんですね~皆さんもう廃業されましたからね」
「それだけ環境が厳しいくなってるのに、よく頑張っておられますね!」
「有難うございます!でもこの町だからやって行けてるんだと思います。」
「そうなんですか!?」
「この町はほんといい街で、ここの人達に助けられてここまで来れたと思いますし、この街で本屋をやってよかったと思います。」
「でも通販が増えてるし、経営的には厳しいんでしょ!」
「それはそうですね、でも本を介しての人の繋がりがあるんで、それが嬉びです。」
この書店は入ってすぐのコーナーに、普通では見かけないようなマイナーな本が並んでいます。
それは明らかに店主の好みであり、来た人に読んで欲しい本が置かれているように思えます。
私もそこに並んでいる本をざーっと見るだけで、何んとはなく気持ちが落ち着きます。
今日の若い店主の話では、街の人達もきっとこの雰囲気が好きなんだろうと思います。
こんな人の体温が感じられる本屋が街にあって、とてもラッキーです。