我が団地には樫の木が多くあって、今の時期はドングリがいたる所に転がっています。
先日家内が、「奈良の鹿にあげるため」と言って、ドングリをいっぱい集めて来ました。
そしてそれを写真のようにベランダに広げて、干していました。
それを見た孫の瑛作くんが聞きました、「バアチャン このドングリどうするの?」
「奈良に鹿にあげるの!」と言うと、瑛ちゃんが言いました、「ドングリさん 可哀そう!」
バアチャン:「えっ! 何で?」
瑛ちゃん:「だって食べられるんやろ~」
バアチャン:「そうやね~、でも鹿さんも冬はお腹空かしてるしね~」
家内からこの話を聞いて、「『どんぐりが可哀想』って発想は普通はないよね~」と二人でちょっと首をかしげました。
こんな事があって、昨日保育所にお迎えに行った時ですが、瑛ちゃんが大きな声で「ドングリころころ」の歌を唄い出しました。
「ドングリころころ どんぐりこ お池にはまってさあ大変 ドジョウが出て来て こんにちわ ぼっちゃん一緒に遊びましょ!」
「ドングリころころ喜んで しばらく一緒に遊んだが やっぱりお山が恋しいと 泣いてはドジョウを 困らせたア~」
そして、「ドジョウってどんな魚?」 とか 「恋しいって何?」といろいろ質問を受けました。
そして分ったのは、先日の「ドングリが可哀そう」という発想は、この歌が出所だったようです。
瑛ちゃんは池にはまったドングリさんの気持ちになってたんですね (笑)
