先週実家の片付けをしていたら、押入れの中から大事そうに仕舞われた布袋が出てきました。
開けてみると中からは、篠笛(写真)が数本出て来ました。
お神楽の演奏で見るぐらいで、滅多にお目にかかりませんが、見た感じは立派な構えの物でした。
なぜ実家に篠笛があるのか聞いた事がありませんが、昔地域の祭りの際に使われていた物かも知れません。
私が篠笛で思い出すのは、小学校の低学年のころラジオから流れて来た、「笛吹童子」の音楽です。
シャラーリ シャラリコ
シャラーコ シャラレロ
誰が吹くのか 不思議な笛だ
テレビがまだなかった時代で、夕方こんな主題歌が流れてきて、当時夢中で聞き入っていました。
若い中村錦之助が吹く篠笛が大人気でした。
いらい、篠笛の澄んだ音色が秋の夜空に流れる風情にいまだに強く憧れています。
しかし篠笛を演奏するセンスは持ち合わせていないので、残念ながら出て来た笛は飾りにしかならないです。
