今日、実家の不動産登記が完了した旨の書類が届き、これで全ての手続きが完了した事になりました。
この半年間は目の前の課題をこなすことに精一杯で、過去を振り返ったりする余裕はありませんでした。
ところが先日、父の写真を整理している時に、数枚のネガフィルムが出てきました。
いかにも大事そうに保管されていたので、近所の写真店に現像をお願いしました。
写真店のご主人がそのネガをみて、
「お父さんはこの写真を大切にされてたのでしょうね!これは当時有名な超一流店で造られてます!」とおっしゃいました。
写真は家族が京都府加茂町で暮らしていた頃のもので、父と子供らが一緒に撮ったものでした。
その頃父は大阪の百貨店に勤めていて、定休日は木曜日でした。
そのため子供とは休みがズレて、一緒に写真を撮る機会は滅多にありませんでした。
私の記憶ではこの写真が唯一のものだったと思います。
それだけに父は大事に保管していたのだと思います。
父の介護をしていた時には私はイラつく事が多くて、大事に思ってもらうような「いい息子」ではありませんでした。
私自身があちらの世界に行ったら、謝る人が多くて大変です。
いま畑のコスモスが満開です。
