今日近くのドラッグストアーに出掛けましたが、園芸品売り場に寄ってちょっと驚きました。
「ラウンドアップ」という除草剤(農薬)が無造作に山積みされて売られていました。
この商品は「グルホサート」というの発ガン性のある農薬が主成分で、その取扱いには注意が必要です。
賞品の裏の注意書きにも記載されていますが、野菜や米など農地はもちろん、地下水を汚染する恐れがあるため、
井戸の近くでの使用が禁止されています。
また「時間が経てば微生物により自然物に分解される」というラベル表記が、虚偽広告だというフランス最高裁の決定が出ています。(ウィキペディアより)
にも拘わらず、ドラッグストアーでは誰でも簡単に買える日常品として扱われています。
いま貸し農園などで野菜造りを楽しんでいる多くは高齢者の方で、細かな字の注意書きを全て読んでいるとは思えません。
雑草はこれから夏場にかけてすごい勢いで生えてくるので、思わず手っ取り早く除草剤をまきたくなります。
我が菜園では以前は雑草と野菜が共生していましが、今は家内がこまめに除草してくれています。
しかし、あぜ道は子供の頃の田んぼと同じように、雑草が生い茂っています。
私は草一つ生えてないあぜ道よりも、この方が安心できます。
発ガン性のある化学物質を含む農薬は、食べ物に関わるものだけに、より厳密な管理を求めるべきだと思いました。