この三月に父が亡くなって、もうすぐ三カ月経ちます。
今日ふっと思ったのですが、ここ最近は時間の経過が随分ゆっくりになったように感じます。
以前の、「もう〇曜日!」という感覚から、「まだ〇曜日!?」というように180度変わりました。
それと、常に気持ちの奥底にあった緊張感が無くなったように感じています。
この一年ほど、父の状態はいつ何が起きてもおかしくない状況だったので、
その影響・反動にようものと思いますが、いま少々戸惑っています。
戦後のベビーブームの中で、受験戦争、就職、会社勤務と、常に何らかのプレッシャーの元で生きて来ました。
会社勤めを終えた後は一人暮らしとなった父の介護をしてきたわけですが、
その父が亡くなって、いまは全くのノープレッシャーです。
こんな時期は今まで一度たりとも経験した事がありません。
そんな状態に、私はいま少々戸惑っているのかも知れません。
人間が宇宙空間のような重力がない状態に置かれると、急速に筋力が低下するそうです。
いわば私はいま無重力状態で、それが長く続くと生きる力が失われてしまうということかもしれません。
いましばらくは相続や登記など後処理が残っていますが、
その間に何がしの活力源(プレッシャー?)を見つけておかないと、抜け殻になってしまうかもしれないですね。
