葬儀の形 | おやじの絵日記

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後期高齢おやじの絵日記です

父の葬儀は地元の自治会館で行いました。

生前父の希望は、「市内の葬祭場で家族葬」という事でした。

私は父の意思に反して、地元での葬儀を行ったわけですが、その理由は、

父は地元の方々や介護施設の方々など実に多くの人達に支えられて、102歳の人生を全出来ました。

その方々に葬儀の場で最期のお礼を言うべきと考えました。

遠くの葬祭場では、近所のお年寄りは来る事が難しいですし、介護施設のスタッフも仕事があります。

地元の自治会館だったことで、近所の人たちや介護スタッフの皆さんが来てくれました。

中には仕事を終えて夜の九時ごろ、「最後のお別れが言いたくて}とお通夜に来ていただいた方もおられました。

父の意思とは違いましたが、「地元でよかった」と思っています。

葬儀は世の中全般的に簡素化の方向ですが、やはり最期は関係の人々に挨拶が要ると私は思います。