先日、私が就職して最初に勤めた会社の労働組合から案内状が届きました。
古くなった組合会館を解体して、新しい組合事務所を新設するので、
OB・OGを対象に説明会を行うという案内で、今日その懐かしい会館に行って来ました。
下の写真がその組合会館です。

戦後労働組合運動が盛んだった頃に、全て組合員の勤労奉仕で建設されました。
それだけに、会社のみならず地域の労働運動のシンボル的存在として、長く使われてきました。
私自身も仕事よりむしろこの会館での組合活動によって鍛えられました。
当時の先輩は男も女も猛者が多く、やたら恐かったことを憶えています。
その方たちの勤労奉仕で創られた建物なので、頑丈で今日まで持ちこたえて来ましたが、
さすがに昨年の台風21号で大きなダメージを受け、修復が困難になったそうです。
長い間ご苦労様でした。
近々解体工事が始まるそうで不用品の処分の最中でしたが、私は思わぬ物を頂きました。
前回の東京オリンピックで、「東洋の魔女」といわれ女子バレーで金メダルを取ったのは、同じ会社(ニチボー)の貝塚工場のチームでしたが、
私のいたこの工場(山崎)には女子バスケットチームがあり、全日本リーグを何連覇もした強いチームでした。
選手はみんなかっこよく我々の憧れの的でしたが、今日はそのチームのサインボールをいただいてきました。

見えてるサインは憧れのキャプテンのサインです。
会館の解体はさびしいですが、個人的にはとてもラッキーの説明会でした。(笑)