二月堂:「お松明」 | おやじの絵日記

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後期高齢おやじの絵日記です

昨日は実家に泊りでしたが、暗くなってから多くの人が公園に向けて歩いて行きました。

そう言えば、もう二月堂の修二会(お水取り)の「お松明」がもう始まっていました。

このブログ用に写真を撮りに行こうと、思い立って家を出ましたが、昨日は昼からお腹を壊してました。

案の定途中から下腹が痛み出して出掛けた事を悔やみましたが、後の祭りでした。

東大寺前のトイレに駆け込んで事なきを得ましたが、二月堂には随分遠回りになりました。

ついた時にはもう始まっていて、松明は計10本上がるのですが、すでに数本は終わっていました。

しかしどうにか撮ることが出来ました。

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二月堂の修二会は奈良時代から一度も途絶えることなく、千三百年以上続けられてきたそうですが、

二月堂は一般的なお寺とは明らかに持っている空気感が違います。

それはこの修二会(お水取り)の雰囲気も同じで、観衆(下界の喧騒)とはまったく無縁の世界が存在してように感じます。

帰り際に参籠中の僧侶を見掛けましたが、その体からは緊張感が滲み出ていました。

それに比べて我が身の何と軟弱なことかと嘆息しながら、痛むお腹をかかえて家路を急ぎました。

「お松明」は3月14日まで毎夜(18時半頃から7時半頃まで)続きます。
 (開始時刻はひによって少し変わりますので、東大寺のHPなどで確認下さい)

土・日と12日(籠松明の日)、最終日の14日は混み合いますが、それ以外は十分見物が出来ますので、一度お出掛け下さい。