NHKの番組に「サラメシ」という、サラリーマンの昼ご飯を紹介する番組があります。
家内が好きで毎週見るんですが、なんてことない番組なんですが見てしまう、ちょっと不思議な番組です。
レポーターが職場に出掛けては、働く皆さんの昼ご飯と食事の様子が放送されています。
なんとはなくホッコリする番組ですので一度ご覧ください。
私は昼ごはんというと、強く記憶に残っているのが、小学校のお弁当のことです。
当時、姉のお下がりの弁当箱箱を持って行かされていて、フタに赤い花柄がプリントされていました。
それを友だちに見られるのがイヤで、いつも隠すようにして食べていたのを、未だに思い出します。
中身も、農家の子供たちは白いご飯でしたが、私のはお醤油のかかった茶色がかった麦飯だけでした。
玉子はいまスーパーに山盛りですが、当時玉子は病気にならないと食べれない贅沢品でした。
友だちの弁当から垣間見える黄色い玉子焼きが、当時私の憧れの的でした。
それから考えると、現代はまさに飽食の時代です。
孫たちと一緒に食事をしていると、時々イヤイヤ食べている時があるのですが、
そんな時は、「世界には朝から何も食べてない子供たちが沢山いるよ!」という話をします。
後々今の時代が「食のバブル」と表現される時が来るように思えます。