実家の山茶花が綺麗なピンク色の花をつけました。

この花が咲くといつも京都府の加茂町に住んでいた頃を思い出します。
当時は加茂町里村という集落から、隣町に出来た幼稚園に通っていました。
当時幼稚園では、「たき火」という童謡が大流行りで、いまでもそらで言えるくらい頭に残っています。
かきねの かきねの 曲がり角
たき火だ たき火だ 落ち葉たき
あたろうよ あたろうよ
北風 ぴいぷう 吹いている
しかしこの歌を聞くと、当時町の子供たちから「よそ者」としてイジメを受けた記憶が蘇り、
辛かった当時を思いだして悲しくなります。
何度も途中で逃げ出したり、他所で隠れていたりして、幼稚園時代はさんざん母親に迷惑を掛けました。
そして子供心に、「小学校に行ったらちゃんと勉強して母親に褒めてもらおう」と思ったことを未だに憶えています。
小学校は反対に我が村の中にあったので、村のがき大将が我々をがっちり守ってくれました。
そういう意味から、私は幼い時から年上の先輩に助けられてきたように思います。
その分、私は後輩の面倒を見て来れたか?あまり自信がありません。
山茶花は私にとってそんな思い出の花です。