先日、「てがいもんカフェ」の店主から、「店の前(歩道)のゴミを拾ってくれている人がいるんですが、御存じですか?」と聞かれました。
私は初耳でしたが、先週向いの歩道を塵取りとハサミを持って、歩いている男性を見掛けました。
私がすれ違いざまに、「ご苦労様です」と声をかけると、「おはようございます」と返ってきました。
ネクタイをされていて、明らかにビジネスマンと分かりました。
近辺でネクタイをしている人と言えば、N銀行の支店の人しかいませんし、
それも年齢から推測すると支店長クラスの方だろうと思われます。
いま地方銀行は低金利政策のあおりで苦しい経営状況にあり、同支店においても随分人が減りました、
窓口でも以前は雑談をする余裕がありましたが、最近は勧誘ばかりで行く気がしません。
銀行も待っていたらお客がくる時代はとうに終わっているのに、まだ行動自体は旧態依然のままだと思います。
しかし支店長クラスの人が塵取りを持って街のゴミを拾う姿を見て、少し変わってきたのかな感じます。
「てがいもんカフェ」の店主も、「あんな人なら信頼して話ができそう!」と言ってましたが、同感ですね。