桜の蜜腺 | おやじの絵日記

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後期高齢おやじの絵日記です

私の部屋のすぐ前には大きな桜の木があります。

その枝は手を伸ばせば届きそうな距離まで伸びて来ています。

この桜の木は私たちがこの団地に引っ越してきて以来、もう40年の付き合いになります。

その間、配管工事で根を切り取とられたり、伐採されそうにもなりましたが、ご近所の方たちのおかげで今では立派な大木に育ちました。

写真は今年満開になった時に部屋から撮ったものです。

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今朝見ると茂った葉っぱの間には、大豆くらいのサクランボが出来ていました。

そして葉っぱには、茎との境目にゴマ粒くらいの突起が二つ付いています。

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これは蜜腺と言われるもので、ここから甘い蜜が出るそうです。

花の蜜は受粉のためにハチを呼び寄せるものですが、この葉っぱの蜜は何のためなんでしょうか?

これはアリを呼び寄せる仕掛けだと考えられています。

これでアリを呼び寄せて、害虫やその玉子を食べてもらおうという仕掛けだそうです。

すごいですね~!ホントにこんな仕掛けを桜自身が考えだすんでしょうか!

先日載せました「蛾」の造形もそうですが桜のこの蜜腺も、

私には、「サムシング・グレート(何か大きな存在)」のなせる業のように思えます。