病院で父のリハビリを待っている間に、ラックに入っていた本です。

吉元由美さんの文と片岡鶴太郎さんの絵に魅かれネットで注文しました。
日本の四季と折々の伝統行事を題材にして書かれています。
下の写真は、「木守り柿」というページです。

「木守り柿」とは木枯らしの吹く頃に、柿の木に最後まで残された柿ことで、
これは豊作への感謝を込めると共に、鳥たちと分け合うという意味があると書かれています。
恥ずかしい事ですが仕事時代にはまったく余裕がなくて、このような伝統的な言葉に思いが至りませんでした。
齢を重ねてようやくこのような先人の言葉が心に響くようになりました。