正解だったショートステイ | おやじの絵日記

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後期高齢おやじの絵日記です

父は先週末退院して、いまは介護施設の「ショートステイ」といわれる短期滞在型施設でお世話になっています。

今週の初めは食事も余り食べられず、昼間はテーブルに突っ伏して寝ている状態で、「早くここを出たい」とつぶやいていました。

この状態で家に帰ってもどうしてやって行こうか!?と不安がいっぱいでした。

しかし四日目の今日、昼食時に行くと顔つきがしっかりして、食事も完食でした。

短期間にここまで復活するのが!と驚きました。

施設のチーフ(女性)にその辺の事を聞いてみると、大切にしているポリシーを話してくれました。

   ・ベッドに寝たきりにしないこと            必ず着替えてロビーの椅子に座ってもらう

   ・両足が床にちゃんとつく椅子を準備する     椅子は筋力の維持のため肘なし椅子にする

   ・ベッドには柵を付けないこと             拘束感を排除する

   ・床は畳であること                   転倒時のショックを和らげるため

この一か月間父は、不自由な看護衣を着て、柵付きのベッドで朝から晩まで寝て過ごしてきました。

そのため入院の終盤にはストレスが限界まできている事が、傍目にもわかりました。

今回私は担当医師に強引に退院を迫ったのですが、それはこの事があったためです。

今日の父の様子をみて、この退院の判断と、この施設に世話になった事が、間違いでなかったと確信しました。

これで来月には家に帰れそうです。