先日図書館で初めて漫画本を借りました。

夢枕獏原作、岡野玲子作 「陰陽師」 という漫画本です。
漫画は以前から好きで本棚にも何種類かありますが、図書館で借りて読んだのは初めてです。
本棚にいまある漫画は、「マスターキートン」、「家裁の人」、「天空の虹」等々ですが、
今回のこの漫画もたいへんインパクトのある作品だと思います。
原作を読んではいないのですが、自作の漫画化を忌避していた原作者が絶賛するほどの出来栄えのようです。
魔界・妖怪といった世界を描いていますが、その怖さや迫力が見事に描かれていると思います。
今までは図書館で漫画本を借りることはなかったのですが、最近は机に座っていると腰が張ってくるし、
それ以上に長い文章を読む根気がなくなってきました。
とはいえ、いまだに漫画本のコーナーに行くのは気恥ずかしさがあります。
しかし先日でノーベル文学賞のカズオ・イシグロさんが、「日本の漫画が好きです」と言っておられたのを聞いて、
ちょっと驚くと共に漫画に対する認識を改めねばと思った次第です。