今日娘に替わって保育所に孫のお迎えに行きました。
入り口のテーブルに枝のついた柿とイガグリがたくさん積まれていました。
聞くと園児が近所に散歩に行ってもらってきたそうです。
懐かしそうに眺めていると、「どうぞ持って帰って下さい」ということで、一つ貰って帰りました。
だだ、「なかにシブ柿が混じっているので注意して下さい！」とのことでした。
シブ柿をかじった時の、口全体に膜を張ったようなあのイヤな感触は、
子供の頃にイヤッという程経験しましたので、恐る恐るかじってみましたが、幸いシブ柿ではなくてほんのり甘く素朴な味がしました。
スーパー以外の柿を食べたのは久しぶりで、田舎で野山を駆け回って遊んだ子供の頃を思い出しました。
昭和20年代はまだ食糧難で、甘い柿はめったに子供の口には入らず、見つけてもシブ柿ばかりでした。
たまに甘い柿にありつく事がありましたが、種ばかり大きくて食べるところは殆どないものでした。
それでも嬉しくてみんな幸せでした。