実家のある街は高齢化が急激に進行していて、80歳台~90歳台の人がすごく増えています。
そんな中、「伴侶(パートナー)の重要性」について考えさせられる事が続きました。
今年春に奥さんをなくされた70歳台の男性ですが、つい最近まで現役で活躍されていた方ですが、
一人になってわずか半年で急激に認知症が進みました。
一方では、長く連れ添ってこられたご夫婦ですが、もう旦那さんの世話するのはイヤだと、一人で施設に入ることを考えておられます。
平均寿命が延びて、ひと昔とちがって男性も仕事を辞めてからの人生がとても長くなりました。
それに伴い、「男子厨房に入らず」的な価値観ではとても健全な余生を送ることが出来なくなっているようです。
余生においては家事を分担し、最低でも自分の事は自分で出来るようにすることが大切ですね。
その事が夫婦の距離感を適度に保ち、お互いに助け合って余生を過ごす基盤になると思います。