「お世話する人」から「お世話になる人へ」 | おやじの絵日記

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後期高齢おやじの絵日記です

今日は腰の状態が昨日よりも悪化してるため、「専門医の診察を受けて下さい」という事で、町内の総合病院を紹介されました。

そこでは混雑していたためMRIをとっただけで、診察自体は明日になりました。

MRIを撮るのは初めてで、事前の問診で「閉所恐怖症はありますか?」と聞かれました。

私は飛行機に乗るときもちょっとビビりくらいで、閉所は苦手です。

でもそんな事も云ってられないので、「大丈夫です」と答えましたが、内心は戦々恐々でした。

案の定、手術台のようなベッドに寝かされて、20~30分で動かないでくださいと言われて、徐々に狭いトンネルの中に入って行きました。

その時は、「死んで焼却炉に送られる時もこんな感じかな~」と考えました。

そのうちに周りでザーッという音と、そこに工事現場のような大きな音が加わりました。

それはまるで自分が滝の裏側にいて、周りで岩を削っているような感じでした。

その音に気を取られて、閉所に対する恐怖を余り感じなくて無事済みました。

病院では危なっかしい歩き方で、周りの人たちに声を掛けてもらったり、いろんな人のお世話になりました。

先日まで「お世話する人」だったのが、「お世話になる人」に立場が180度変わりました。

そして今までとは少し違う景色がみえてきたように感じた一日でした。