「わたしはわたし」 | おやじの絵日記

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後期高齢おやじの絵日記です

今朝の朝日新聞の25面に「この一言 私の宝物」という記事が載っていました。

それは「私の折々の言葉」というコンテスト結果の結果発表でした。

最優秀賞をもらったのは中学1年の女生徒が応募した言葉でした。
    
  「百歳は百歳 わたしはわたし!」ーその子の96歳の寝たきりのお婆ちゃんの言葉ですー

その生徒がTVに写った百歳の元気な老人をみて、

「おばあちゃん!この人百歳だって」と咄嗟に言ったことに対し返ってきた言葉だったそうです。

この生徒は言った瞬間、「マズイ!おばあちゃんを傷つけてしまった!」と思ったそうですが、

返ってきたのが、上の言葉だったのです。

「おばあちゃんは自分が寝たきりで、動けないことをちゃんと受け入れて生きているんだ!」

その女の子は「生涯忘れられない言葉です」とコメントしていました。

私自身は子供の頃から競争社会に身を置いてきたこともあり、このことに気が付いたのは40歳を過ぎていました。

そしてその後「生きる意味」が次第に見えてきたように思えます。