今日は東大寺転害門の観光案内所の当番日でした。
この時期に奈良の、それも転害門まで足を運ばれる方はかなり「通」の方が多いようです。
今日も名古屋から来られたお医者さんが、そんな「奈良通」の方でした。
天平文化が好きで奈良には頻繁に来られるそうですが、そのたびに転害門に来られるそうです。
「木造建築でこんな美しい門は他にない」と力説されていました。

同じ事を写真家の土門拳さんや歴史作家の関裕二さんが書いておられます。
しかし私自身長年その隣で生活しながら、「そんなように感じたことがありませんね」と話すと、
「日本文化の評価と同じように、近過ぎると判らないことってよくありますね」 しかし、
「すぐれた物を多く見ることで、その価値が分かるようになりますよ」とやんわり言われました。
自分の不明がとても恥ずかしく思えた次第です。
その方は最後に、「この門を大切に守っていって下さいね。くれぐれもお願いしますよ。」と言って
帰って行かれました。
このボランティアをやってほぼ2年ですが、その意義が心に響いた日でした。