今日は我が息子が3歳の孫を連れて、奈良の八木から里帰りしました。
孫(ソウタ君)は3歳なので、近くに住む同い年のカンタ君も、遊び相手に来てくれました。
始めは仲良く遊んでいましたが、そのうちにオモチャの取り合いで、もみ合いになりました。
親が間に入り二人を引き離したのですが、それまでカンタ君のワガママを我慢していたソウタ君は、我慢の糸が切れたように、「ワアーン」と泣き出してしまいました。
私はその一部始終を横で見ていてたのですが、
カンタ君を叱り飛ばそうかとも思ったのですが、ここはいい機会だと思い直し、カンタ君に話しかけました。
「カンタ、ソウタがなぜ泣いているか分かる?」
「ソウタは一緒に遊びたいのに、カンタが独り占めしているのが、悔しねんよ。」
「カンタはそれを自分一人で遊びたいやろけど、今度カンタがかしてほしい時は、ソウタはカンタに貸してくれなくなるよ。」
カンタ君はそれでも頑なにそのおもちゃを手離そうとはしませんでした。
そのあと間をおいて2~3回同じような話をしました、もちろんソウタ君にも聞こえるように。
そうすると少し興奮が収まった頃、カンタ君がそのおもちゃ(カラー粘土)を半分にして、
「これ!」とソウタ君に差し出しました。 (エライぞ!よくがんばった)
今日はこれで一件落着をみて、その後はまた一緒に遊んでましたが、子供同士のケンカのさばき方はホントに気を使いますね!
しかし3~5歳頃の子供には(叱り飛ばすだけでなく、)基本的な考え方を沁みこませるべきだなと思いますね。
(いまだに幼児的な部分が抜けない大人の自省です)
