先週の日曜日、久しぶりに車の販売店に出かけました。
任意保険が今月満期になるので、新たにその販売店系列の保険会社へ切り替えをしました。
保険金額は今よりわずかですがアップするのですが、担当の若い営業マンが一生懸命なので、応援する気持ちもあり決めました。
何度かの条件変更のあと、最終的に契約書にサインをする段階になり、念のため再度書面をチェックしました。
するとそれまでは合っていた車の登録ナンバーが、何故か違う番号に変わっていました。
この段階でこんな重要な項目を間違えるか!と少しムッとしましたが、
気持ちを抑えて、「番号が違うよ」と言うと、その若い営業マンの顔色が変わり、「すぐ変更します」と事務所に駆け込みました。
私も現役当時よくミスをしました。それも大事な書類で間違って、しばしば落ち込みました。
それは大抵合っているものと思い込んで、最後の「見直し」作業をしなかったことが原因でした。
契約書の修正を終えた営業マンも、今にも消え入りそうな面持ちで戻ってきました。
ここは彼のために「お灸」をすえる必要があると思い、
「(社内ならともかく)お客さんを相手に、こんな大事な個所は絶対間違ったらダメ」
「人間は間違うものだから、その前提でほかの誰かにチェックをさせるなり考えることが大事」
などと(自分が上司から謂われたことなのに)、説教してしまいました。
歳をとると説教っぽくなるとは聞いてましたが、まさにその姿でした。(笑)