初めて言えた「ごめんなさい」 | おやじの絵日記

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後期高齢おやじの絵日記です

孫のカンタ君は「やりたがり屋さん」です。

とにかく何でもかんでも、「カンカンがやる!」とやりたがって、時々失敗をします。

今日もジイジに扇子を無理やり開いて、「ポッキ」と折ってしまいました。

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実はカンタ君はまだ「ごめんなさい」がちゃんと言えません。

何か失敗をすると、そーっとそれを隠すか、黙りこんでしまいます。

以前から気になっていたので、扇子が壊れたこの機会がいいチャンスでした。

「カンカンだけでなくて 失敗はみんなするんだよ だから扇子が壊れたことはいいんだよ。」

「大切なことはね、ちゃんと『ごめんなさい』とあやまることが大切だよ。」

「いちばんダメなことは、黙っている事とウソをつく事だよ。」

しかしカンタ君は、じーっと長い間黙ったままでした。

そしてジイジが「もういいよ」と言うと、バアチャンの所に走って行きました。

そしてバアチャンに何か言われたようで、

しばらくするとやってきて、「ジイジ ごめんなさい」とはっきりとした声で言えました。

それはカンタ君がすこし成長したように思えた瞬間でした。