しばらく前から耳の周りを押すと、「グジュ グジュ」と水が溜まっているような音がしました。
最初は余り気にしてなかったのですが、ここにきて音がする範囲も拡がって、大きな音がするようになってきました。
まるで耳の軟骨が融けているような音なので、さすがに気味がわるくなって耳鼻科に行きました。
待合室のパンフレットを見ていると、「手遅れになると・・」と恐そうな写真が載っていて、次第に心配になってきました。
診察室で医師に症状を説明し終わると、耳の中を見ていた若い医師が、
「これかあ~! ちょっと大変やな~」とつぶやきました。 (アチャー やっぱりか!)
そして長いペンチのような器具で、耳の中をゴソゴソし出しました。
「ヨ~シ 取れた! これや!」と見せてくれたのが、長さ1センチくらいの毛でした。
「エ-ッ? これですか!」
耳の中に生えた毛が成長して、耳を押すと壁にすれて雑音の元になっていたようです。
(ギエー)
事前の問診をして診察にも立ち会っていた女性が、会計の時に(楽しそうに)言いました。
「今日はお薬はありませんからね!」だって!
問診の時にはあんな深刻そうな顔をしていたのに、原因が「毛」だなんて!恥ずかしい!
(笑)