再びK君へ | おやじの絵日記

おやじの絵日記

後期高齢おやじの絵日記です

自分の考えをつくるということは、自分のスタンスを明確にするということです。
 
かって読んだ本の中に、「ロバの親子」という話が載っていました。
 
ある親子が、市場にロバを売りに行くときのお話です。
 
二人がロバを連れて歩いて行くと、前から歩いて来た人が、
 
「なんて親だ!ロバを連れてるのに、子供を歩かせるなんて!」と言いました。
 
それで父親は、子供をロバに乗せて歩いていきました。
 
すると次の人は、「なんて親不孝な子供だ!、親を歩かせて!」と言いました。
 
それで今度は父親も一緒にロバに乗って行きました。
 
すると次の人は、「なんて親子だ!小さなロバに二人ものって!」と言いました。
 
そこで親子は考え込んでしまい、ついに二人はロバを担いで歩くことにしました。
 
以上こんな話です。
 
言わんとする所は、他人は夫々の立場(見かた)で物事を判断をするものです。
 
したがって大切なことは、他人の判断(見方)に左右されるのではなく、
 
自分としてこの事をどう考えるのか!」という事だと思います。
 
この事を忘れて周りばかりに気を取られると、この話のような自分を失くし、
 
馬鹿な結末になってしまうという事を教えているんだと思います。
 
以上なにか参考になれば幸いです。