板挟みに苦しむK君へ | おやじの絵日記

おやじの絵日記

後期高齢おやじの絵日記です

何かを変えようとする時は、すんなりいくケースは少なく、多かれ少なかれ揉めるものです。
 
私も現役時代には実に様々な揉め事を経験しました。
 
参考までに、そんな時の私の流儀をお話をします。
 
はじめから利害が対立して、まったく折り合う余地がないようなケースもありました。
 
そんな時は徹底的に関係者の考えを聞きました。
 
すべての考えを聞いた後は、自分でその事をどうするかを考えました。
 
この時が一番苦しい時間です。
 
○×が簡単にでるような話はなく、大概はどちらの考えもある意味で正しい訳で、
 
所謂「板挟み」になり、何か理屈をこじつけて逃げ出したくなります。
 
しかしそれでは結局何も残らないし前にも進めません。
 
大事なことは、この事を「自分としてどう考えるのか!」を決めることです。
 
そして決めたら今度は、自分の考えを軸として周りを説得します。
 
ここで大切なことは、決めたことによる「責任はすべて自分が取る覚悟」です。
 
私の拙い経験からいえば、この覚悟ができた人間に反対できる人はいないし、仕事は半分完成です。