我々の年代も「晩節を汚す」という言葉を意識する年令になりました。
従前、意味するところは分かっていましたが、自分には無関係と考えていました。
現役時代は組織の発展に全力投球をしました。
そのせいか退任後もなかなか組織に対する「想い」断ち切ることが出来ずに、
何やかやと後任の人に注文を付けていました。(それもいい事をしているつもりで)
しかしある先輩からその事について強く注意を受けました。
「組織においてその地位を後進に譲った以上は、求められない事について口を出すべきではない!」
またこうも言われました。「誰しも失敗する権利を有しているんだ!」と。
確かに私も数限りなく失敗をして、その痛みや悔しさの中から成長をしてきました。
ご忠告痛み入ります。