朝日新聞の金融情報面に「経済気象台」という小さなコラム欄があります。
先週金曜日に「歴史的転換点に黙るな」と題するコラムが載っていました。

この中でダイエー創業者の中内さんの言葉を紹介しています。
「人間と人間が殺し合うなんて、あんな悲惨なことは何があってもやったらあかん。それで経済成長したところで、何の意味があるのか。」
そして筆者は、
日本がめざすべき成長戦略とは、円安や株高によって支えられるものではない。日本人が持つ創造性や技術によって世界にでていき、世界経済の発展に貢献することだ。
その土台になるのは、平和と共存共栄を旨とする企業文化であり、それを支えてきた平和憲法だ。
いま進められようとしている「集団的自衛権の行使容認」という歴史的な転換点にどう向き合っていくのか。
一人ひとりの見識と覚悟がとわれている。
と結んでいます。
私のこのブログでは極力政治の話題は避けることとしていますが、
いま数の力で姑息に国の方向を変えようとする現政権に対して強く抗議をします。