「海賊と呼ばれた男」 | おやじの絵日記

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後期高齢おやじの絵日記です

いま妹に貸してもらって、遅まきながらこの本を読んでいます。
 
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モデルとなった「出光佐三」さんについては、私の学生時代の親友が出光興産に就職をした関係で、「人間尊重」という本を通じて知りました。
 
出光に就職したその親友は結婚後間もなく、幼子二人を残してシンガポール出張中に不慮の事故で亡くなったのですが、
 
その際、残された遺族への会社の対応を聞き、「人間尊重の経営」に嘘はなかった事を知り、深く感銘を受けた事をいまだにはっきり記憶しています。
 
いまこの本が手元にきて、改めて先人の偉大さを想うと同時に、己の小ささに恥じ入っています。
 
同時に、本に描かれた主人公と、その本を書いた作家の器量とは、別のものなんだということも知りました。