昨日は纏向遺跡の現地説明会がありましたが、
「邪馬台国はどこにあったのか?」、この問題は長い論争が続いていて、いまだに非常に熱い議論が続いています。
しかし単純ですが時間軸でいうと、「邪馬台国」の話は今からわずか二千年程前のことなんですね。
地球物理学の世界になると、それが万年や億年単位になる訳で、同じ学問でもずいぶんスケールがちがう感じがします。
さらにそれが素粒子の世界になると、「宇宙の誕生」や「物質の誕生」という話になり、学問の世界を越えたようなスケールになります。
そういう意味では、「邪馬台国」の話はスケールが小さいのですが、
やはり「歴史認識」や「地域性」が絡むと、いきおい熱い議論になるのでしょうね。