先週の男子ゴルフで宮里優作プロが、悲願のツアー優勝を成し遂げました。
アマチュア時代の輝かしい成績から、すぐに優勝すると言われていましたが、
この１０年間二位にはなっても、優勝は一度もありませんでした。
「早く優勝して、『藍ちゃんのお兄ちゃん』から卒業したい」という言葉が有名になったりしました。
最終日で崩れるパターンが多く、精神面の弱さが課題と言われていて、
案の定、先週もボギーを多発し、２位の中国の選手に猛烈な追上げを受け、やっぱり今週も優勝は無理だと大半の人が思ったとおもいます。
結果は後半プレッシャーを跳ね返しみごと優勝しましたが、解説者は「彼は性格が優しすぎるからね～」と最終日の弱さは性格が原因のように言っていました。
しかしいま多くのトッププロが採用しているメンタルトレーニングでは、「性格」とかではなく、「気持ちの持って行き方」だと言われています。
結果を意識するのではなく、「過程」を重視することが重要だと言います。
確かにゴルフなどで、「優勝」という「結果」を意識した途端に硬くなり本来の力が出せなくなり大崩れしたりします。
いま多くのアスリートが「自分のプレーをする」・「一打一打に集中する」・「結果はその後からついて来る」と口にしますが、
人生も同じで、「会社でえらくなる」・「金持ちになる」、これは「結果」なんですね。
メンタルトレーニング風に言えば、「自分らしく仕事をする」・「目の前の仕事に集中する」そのことが大切なので、「結果はその後でついてくる」と考える事が大事なんですね。
もう少しはやくこの事に気が付いていたら、我が人生もう少し変わっていたでしょうね（笑）