昨夜の巨人vs楽天の日本シリーズ最終戦をドキドキしながら見ていました。
今年の日本シリーズは楽天に勝ってほしいけど、やっぱり総合力で巨人が勝つだろうなと予想してました。
しかしその予想に反してみごと楽天が勝ちました。
楽天が勝った要因は幾つかあると思いますが、私が注目したのは投手の元気さ度合いです。
楽天の先発投手はいずれの投手も、マウンドで生き生きと躍動していました。
それは田中将大投手並びに嶋捕手の存在が非常に大きかったと思います。
しかしそれにも増して私が大きいと考えるのは、佐藤コーチの手腕です。
そしてその手腕を生かした星野監督との信頼関係がベースにあると思います。
ダルビッシュや田中将大を育てた佐藤コーチはNHKの番組 「プロフェッショナル 仕事の流儀」の中でこう言っています。
「人間は弱いもので、どんな投手も相手が大打者だと失敗を怖れて、なかなか本来の自分の力が出せないものです。」
「だから私は『打たれてもいいから、勇気をだして思い切って真正面からぶつかれ!』と常々指導しています。」
まさに今回はその言葉通り、楽天の各投手には「勇気」を感じました。
組織の業績に最も相関が深いと言われる事柄に、
「組織のナンバーワンとナンバーツーの相性」が大きいと言われています。
私の経験則からしても、この事は大いに納得できます。
まさに今回の楽天の勝利は、この事を裏付けた出来事だったと考えます。