私がいま学校支援で行ってるクラスの子供達は、ほとんど両親が共に仕事を持っておられる(共稼ぎの)子供たちです。
子供たちを見てますと、個人差はあるものの、家に帰っても両親が不在ということの影響はかなり大きいと思えます。
今後に日本では労働人口の減少から、女性の社会進出をもっと増やす事が必要と言われていますが、そのためには
学校の終わる時間と両親の会社勤めの終わる時間のギャップをどう埋めるのか、
この点をもっと社会全体の課題として考える必要があると感じます。
そうでないと、日本の将来を担う子供たちの人材教育というの面で、
足元をすくわれる結果になると思います。
その方法にはいろんなやり方・方法が考えられると思います。
学校の終業時間の延長、子育て主婦の労働時間の短縮、学童保育の拡充、
これらはまさに国(文科省)の大きな仕事です。
今の日本は既成の社会制度があらゆる面で行き詰まり、
新しい国のあり方が問われている状況です。
特に「教育」は変えていかねばならない分野だと現場を見て強く思います。