先日から発達障害の児童が放課後学習のクラスに加わりました。
学力には何ら問題がないのですが、集中力の持続に問題があり、
授業のペースに着いてゆくのは難しく、支援の補助教員が専任でおられます。
いま、発達障害と表現される、集団行動(クラス)に着いていけない子供達を巡って、教育の現場ではさまざまな議論や取り組みが行われているそうです。
米国には発達障害のひとつ、注意欠陥・多動性障害(ADHD)と診断された人達に
、多くの天才と称される人がいます。
ビル・ゲイツ、スティーブ・ジョブズ、アインシュタイン、エジソン、チャーチル、ピカソ、
ウオルト・ディズニー、ビル・クリントン、マイケル・ジョーダンetc.
こういう事から、発達障害は「障害」なのか?個性ではないか?という議論もあり、
その全容ははっきりとは判っていないのが現状のようです。
ただ日本はアメリカのような個性を重んじる風土が一般的に未成熟なので、
集団行動が苦手な児童をどう伸ばしていけるのかが今後の大きな課題のように思います。