今日は「奈良ひとまち大学」に参加して、奈良郊外の田原地区で自然農法で茶畑と畑をされている方のお話と現地見学に行ってきました。
高島さんとおっしゃる女性は会社の倒産をきっかけに、それまでまったく経験のなかった農業それも自然農法に取り組まれているかたです。
高島さんの自然農法に関するお話を聞いたあと、実際に畑で採れた野菜を使った昼食をいただきました。

この写真では判りにくいと思いますが、野菜サラダ(下段右)には10種類以上の野菜が入っています。
ドレッシングなしで食べてみましたが、上手く表現できませんが野菜!って味がしました。普通に食べている野菜は淡白な感じで、ドレッシングなしでは食べられませんが、今日の野菜は味がそれぞれハッキリしていました。
講義終了後に、高島さんがやっておられる茶畑と野菜畑の見学に伺いました。
奈良市田原地区はお茶の産地で、「大和茶」のブランドで知られていますが、後継者で耕作放棄地が増えているそうです。
田島さんも10年来放置されジャングルのようになった茶畑を、手伝ってもらいながら写真のような状態にまでもってこられたそうです。
小柄な女性なのに、その情熱とパワーにただただ感服です。

次に野菜畑を見学に行きました。
自然農法の畑を実際に見るのが始めたでしたが、仰天しました。
草が生い茂っていて、「どこに野菜があるの?!」というのが第一印象でした。

上の写真はナスビが植わっています。
この部分はまだ分かりやすい方で、その他は写真では判らないかもしれません。
印象的だったのは、カエルやコオロギがワンサカいたことと、土がフワフワだったことです。
農薬や化学肥料を使わず除草も最低限にすることで、こんな豊かな自然と土が蘇るんですね。
ただりナスビもトマトも葉物野菜も形はいいとは言えませんし、大きさもマチマチで、虫も食っていましたよ。
私が借りている家庭菜園で同じことをすると、明らかに周囲の畑からひんしゅくをかいそうでとてもその勇気がありません。
でもここまでは無理ですが基本的にこんな豊かな畑を目指したいと思います。
(こうご期待)