今マスコミでは旧オーム真理教の指名手配犯のことが大きく取り上げられています。
当時、なぜ有名大学のエリートが新興宗教にのめり込むのか?という事が話題になりました。
最近私の町にもある新興宗教の教会?ができ、休みの日には若者が勤労奉仕に参加しています。また旧オーム真理教の流れをくむ団体にも再び若者が集まっていると報じられていました。
いったい何が若者を引き寄せるのでしょう?
昨日のNHKスペシャルで、「激動トヨタピラミッド」と題してリーマンショック以後のトヨタサプライチェーンのある三次請け企業の動きを追っていました。
激しい国際競争の中で会社の存続をかけて、もがき苦しむ経営者達の姿でした。それは現役当時トヨタの仕事をしていた私の会社と私の姿でもありました。
「資本主義」・「自由競争」の先に本当に「豊かな世界」が待っているのか?
いま多くの人々、特に若者はこの事に疑問を持ちつつあります。疑問というより不信感・反発心という方が近いでしょう。そしてこのことが一部の若者をして極端な行動に駆り立てています。先般の「ニューヨークのウォールストリート占拠デモ」などはその典型的ではないでしょうか!
私は「若者の新興宗教」には、一つには上記と同じような資本主義社会の閉塞感・(価値感の揺らぎ)に根ざしていると考えています。
もう一つの要因として、戦後の日本が失った「道徳心」や「死生観」に根ざすものがあると考えていますが、今日は長くなるのでまたの機会にします。
固い話になりましたが、今日は畑でタマネギを収穫しました。
さっそくご近所のharnaさんにおすそ分けいたしました。
出来の方は分かりませんが、無農薬ですので安心して食べて下さい。
