我家の自然栽培プランターです。私の尊敬する人に木村秋則さんという青森のリンゴ農家の方がいます。
奥さんが農薬アレルギーだった事がきっかけで、約10年間に及ぶ悪戦苦闘を経て、全く農薬や肥料を使わない(自然栽培の)リンゴ栽培を完成された方です。
我々が普段口にするリンゴは農薬と肥料を前提に作られているので、害虫や病気に対する抵抗力が弱く、そもそも人間の力(農薬・肥料)がないと生きていけないそうです。(まるで現在の薬漬け医療の話みたいですが)
ではどうして木村さんは農薬・肥料なしでリンゴを栽培されているのか?
それは「土」に答えがあったそうです。
山のドングリは農薬や肥料なしに毎年実をいっぱいならせるのはなぜか?
それは雑草などがつくりあげた「フワフワの土」に答えがあったそうです。
土がいいと植物は根をしっかり張ることができて、結果生物が本来持っている免疫力が発揮され、害虫や病気に負けない強いリンゴになるんだということでした。
人間にも即あてはまるような話ですが、植物にとっての「土」は、
人間にとってはいったい何にあたるのでしょうね。