介護 | おやじの絵日記

おやじの絵日記

後期高齢おやじの絵日記です

今日は奈良です
実家には95歳の父親が一人で暮らしています。隣近所や親せきから「高齢の父親を何時まで独り暮らしさせるのか!」とプレッシャーがかかっています。
同居は考えていますが、以前にも書きましたが長年別々に暮らしてきた男二人が一つ屋根の下で同居するのは、お互いにどうしても「我」が出てしまい、結果的に不幸な結末に終わってしまうように思います。
 
「一つ屋根」という要因と、「長年別々の暮らし」という二つの大きな要因がありますが、別棟で適度な距離が保たれた場合や、ずーっと同居していてた場合は上に書いた問題は起こらないと推測します。ただ高度成長期には多くのサラリーマンが、仕事の関係で親とは離れて暮らし、家も建てたという家庭が多いと思います。
そんな家庭では、定年後高齢の親を看るために実家に戻れるかというと、最初の二つの問題が出てきてしまいます。
 
高齢化を見越して介護保険制度が出来上がりましたが、「仏作って魂入れず」の感があり、ヘルパーさんに任せればそれで問題がすべて解決するとは思われません。
これは突き詰めれば、「経済発展」vs「核家族化」・「都市集中」という矛盾する課題に(社会システムとして)どう折り合いをつけていくのかという事になるのでしょうね。
さてさて私事はどう折り合いをつけていったらいいのやら(ハア)
 
     団地ではいま藤が満開です
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